と、その前に・・・
2018年5月21日、エベレスト無酸素・単独登頂の挑戦後、35歳で尊い命を落とされました冒険家、栗城史多さんに対しまして、お悔やみを申し上げます。
賛否が分かれる登山家として、登山家の間でも物議を醸していたという記事も読みましたが、エベレストに足を踏み入れられると言う事だけでも、十分なエキスパートであることに間違いないでしょう。
栗城史多さんの父親である栗城敏雄さんも「 山で命を落とせて、彼は幸せだった 」と、栗城史多さんがエベレストへ登る意味や覚悟、危険性を十分理解していたという点では、サポートする周もまたエキスパートだった事が良く解りました。
さて、我々カヤックアングラーはそう言った意味や覚悟、危険性を十分理解出来ているんでしょうか?
自然は何があるかわかりません。しかし、登山は、行く前から今の状態が危険かどうか?と言う判断を行く前から押し知ると言う事が比較的出来易い。
故に、わざわざ冬山登山や、単独登頂と言った難関な課題を自らに課して、登頂の喜びをより一層のものにするんでしょう。
が、シーカヤックと言う乗り物は比較的容易に・・・、言ってしまえばビギナーでも、命の危険を感じる環境へ行けてしまいます。
審判も居らずルールも自分自身、足も届かない、泳いでも帰ることも出来無い、人間の生活環境ではない海へ、カヤックとパドルだけで挑戦する危険性。
あっ!!あっ!!あっ!!あっ!!あっ!!
と思ったその瞬間には既に、戻れないほど遠くに行っていたり、戻れないほどの波に飲み込まれていたり、戻れにほどの強風に襲われていたりしてしまうシーカヤックは、ほかのどのレジャーよりも危険性の高い遊びと言えるのではないでしょうか?
であるから、多くのシーカヤッカー達は、自らのパドリング技術を含むカヤッに関するスキルを向上させるべく練習し、気象状況や潮流等の知識を吸収しようとします。
しかし、国内のレジャーは年々欧米化し、今やシーカヤックやフィッシングカヤックは、比較的一般的な乗り物になってしまい、その影響から乗り方も良く解らず、何が危険で何が安全かという事も解らないまま海へ漕ぎ出してしまう人達が、本当に残念ではありますが年々増加の一途を辿っております。
死ぬのは自分自身!!
コレは仕方ないです・・・独りで地獄へ行ってください。
でも、家で待つ家族の事は考えないといけません。
家族を悲しませないために一番必要なのは、多くの魚ではなく、怪我なく無事に家に帰り着くことです。
※ 押し付けがましい書き方をしましたけど、海に出る以上は絶対に欠かせない講習会です。
オーシャンでするモノだけが全てではありません!!再来月には平戸カヤックスさん主催の安全講習会もありますし、全国で考えると多くの所で安全講習会を開催していますから、講習会の情報を積極的に収集してカヤッカーの皆さんは率先して参加しましょう!!
もう一度、改めてご案内いたします。
開 催 場 所 : 熊本県天草市高浜北 白鶴浜海水浴場(北側)
開 催 日 : 2018年 5月 27日(日) ※雨天の場合、5月26日(土)に前倒し
開 催 時 間 : 安全講習(第一部)10:00~12:00 (第二部)13:00~15:00 各2時間
持ち寄り試乗会 : 試乗会(第一部)12:00~13:00 (第二部)15:00~16:00 各1時間
講習会、試乗会参加費用 : 500円 共通
第一部講師 ワンドロップカヤックサービス 校長 中嶌尚平
第二部講師 ocean adventure 代表 三好重夫
※ 持ち寄り試乗会は、マイカヤックユーザーさま達が、他のユーザーさまとカヤックを交換試乗し、様々なカヤックを乗り比べてもらうと言う事が第一の趣旨としておりますので、積極的に持ち寄っていただいて、情報交換をして頂ければと考えております。
ゲスト・試乗会参加メーカー様
ロックンロールカヤック代表 中谷哲也氏 試乗艇 デスペラード
ベイロマンスカヤックス代表 佐々木登氏 試乗艇 コリンアスリート・エレメント153
WFK MIYAZAKI 代表 松本正樹氏 試乗艇 平戸シェイカー
JB KAYAK 代表 濱本慶一氏 試乗艇 JB485S
開催日は、
2018年5月27日(日曜日)!!
に決定いたしました!!
・・・あっ、もうタイトルで言いましたね