予定していた牛深大島へのカヤックキャンプでしたが、10.11.12日の12日(日曜日)が天候不良との予報…
しかも、12日から2日間は天候が不安定との予報も出ていたため、土日で来る予定だった参加者さんを全員キャンセルさせて頂きました。
こんな事で万が一事故でも起きたら大変なんで、安全第一という事で、今回も単独キャンプを楽しみに行ってきました。
それでも内心、金曜日から来る人は何人か入るだろうと期待はしてたんだけど・・・
…いつものように単独でのキャンプ決定
まぁ、行くからには楽しまんと損ですのでね!
釣り道具の他にシュノーケリングの用意もして、大島キャンプを満喫する気100%でいざ出発!!
下須島の春這は防波堤の内側からエントリーできる為、出し易さは牛深でも随一の好ポイント。
ただし、漁船の航路も若干ありますので、運航ルールはしっかりと守って通行する事が大事です。
外海に出ると、いの一番に見えてくるのが牛深大島。
向かう先は向かって左側の岬を越えた避難港。
だいぶ近づいてきました。
牛深大島の左側から進入し、島南側にある避難港はあと少し…
春這からゆっくり漕いで1時間30分ほど。
直線距離にして約7キロ位かな…。
先ずはシュノーケリングで、いつも釣りしてるポイントの海底調査
アカハタ・チヌ・タバメ・コロダイ・ウツボ・アオリイカetc.…
魚、メッチャいました!
日ごろはルアーで釣れるお魚しか拝見できませんので、たまにはシュノーケリングも楽しいなって思いました。
竿を出すと、またまた会いに来てくれるお魚さん達…有難いです。
翌日、日帰り覚悟でやって来てくれたゴリゴリのカヤックアングラー約一名。
海水でゆでたそうめんを2人で食いました。
一人で過ごす離島キャンプも自分は好きなんだけど、やっぱし何人かでやんのもまた楽しいもんですね。
そうめんのお礼に、かき氷を持ってきてくれると言う、意表を突いたサプライズもありで、何とも楽しい夏休みを過ごしました。
今回のキャンプは、天候の問題ももちろんあったんだけど、実際問題、牛深大島までの距離を漕ぎ切れるカヤックアングラーが一体何人いるんだろうと言う根本的な問題も感じました。
自分からすると、たった7キロそこそこなんだけど、熊本県内にこの7キロそこそこを漕ぎ切れるカヤックアングラーって、1割もいないんじゃないかな…??
今回日帰りで来てくれたK君は、福岡からの参戦でしたけど、屋久島の遠征の時も来てくれたし、キチンとカヤックと向き合ってカヤックフィッシングしてるなって言うのが感じられる人です。
日帰りで約15キロ+釣行中の移動という事を考えると、一日で約20キロは漕ぎ切ってる。
これが出来る人となると、九州を見回しても…とうだろう…10人いるのか??
そこそこシーカヤックをしているパドラーでも、大体一日で50キロは漕ぎ切るし、ガシガシにやってる人間になると80キロ~100キロは漕ぎ切る人もいる。
カヤックの性能にも違いがあるんで、比較対象にすることもちょっと違う気もするけど、多くのみんなは、ぶっちゃけ、カヤックフィッシングの” フィッシング ”部分に重きを置いて、“ カヤック ”部分についてはなおざりにしている所があるんじゃないだろうかって強く感じる時があります。
カヤックフィッシングは、実の所、釣りの上手い下手よりも、道具の良い悪いよりも、パドリング力(りょく)が釣果を別けるという事を多くのみんなは知らない気がする。