平成最後になるであろうブログへの書き込みが、まさか、こう言ったものに成るとは正直思っても見ませんでした…
今年の初めにお知らせいたしました、OCEAN ADVENTURE Japan とワンドロップカヤックサービスとの契約破棄に関する正式なお知らせと、そこに至るまでの経緯についてです。
正直、どこを割愛しどこまでを書き記せば、お客様や関係者の皆さんが納得するのかが分かりかねる処ではあるのですが、今、私が感じている正直な感想を全て書いておこうと思っております。
ワンドロップカヤックサービスの中嶌尚平氏は、シーカヤックに関しては、日々真面目に取り組み、先日JSCAのインストラクター2と言う、JSCAインストラクター最高峰の資格を授与された、非常に高い技術力を持ったシーカヤッカーあり、その技術力と知識に関しては、到底、私の及ぶ所ではありません。
ですから、フィッシングカヤックツアーを卒業し、シーカヤックのツアーに専念すると言う彼の方向性に疑いの余地は微塵もありません。
そして、付け加えるならば、フィッシングカヤックのツアーも、シーカヤックのツアーも、根元の部分に『 好き 』が無ければ、とても仕事としてやって行く事は出来ないという事でもあります。
釣りを「仕事」としてのみで考えると、この上なく非効率で、低賃金な重労働です。
フィッシングツアーの場合、ツアー以外でも常に海に出て、毎日変わる魚の場所や、新たなポイント開拓をし続けないと、流動的な魚の位置など分かり得るはずがありませんし、参加者さんに心から楽しんでもらえるツアーなど組めるはずがありません。
しかし、あえてそこに踏み込んだのであれば、コレをし続けなければならないと言うのが『 仕事 』と言うものでもあります。
「 カヤックに乗せて、適当に魚が釣れれば満足しますよ… 」では、断じてダメだし、そんなツアーを自分の身内が組むと言う事には一切の賛成が出来かねるんです。
そして何より、そう言った邪な考えを持った者がいると、真っ当に取り組んでいる周りの皆さんに大変なご迷惑が掛かかる事になるし、屋久島の魚釣りのイメージが大幅にダウンしてしまう事にもつながってしまうからです。
釣りの興味、知識が一切なく、竿、リールの種類から教え始め、釣り道具一式、フィッシングカヤック一式だけでなく、ツアーに関する装備一切を買いそろえ、屋久島でのカヤックフィッシングツアーが始まったんですが、今となってはそう言う過保護が悪かったのかも知れないと言う、自分に対する反省はあります。しかし他意はなく、少しでも彼の負担の少ないスタートをと言う一念でしたので、決して後悔はしておりませでした、が、そういった協力や義理から何かを学び、成長して行く彼の姿を見て見たかったと言う部分も、僅かながら持っていたのかも知れない、と、近年の彼の行動に対する自分の反応を鑑みると、あったように見受けられてしまいます。
あくまでも自分本位で、他のいう事を聞かず、自分のしたい事だけをし、したくない事は何を言われても一切しない…コレでは二人三脚をやって行く事はできない。
一言で言うと、コレが今回契約を破棄した結論…と言いますか、実際は中嶌尚平氏本人から、契約破棄を申し出てきたと言うのが真実であります。
そして本人から契約を破棄して尚、フィッシングのツアーを独立した形でさせて欲しいとの申し出までもがありましたが、コレはうえで述べた考えや、契約書上の要綱を理由に、拒否をさせて頂きました。
先日開催したカヤックイベントへの協力も半年以上前からその一切を断られ、更にその前から確定していた某フィッシングカヤックメーカーの新型カヤックのテスト協力も土壇場で断り、そのキャンセルがどのくらいの割合で影響を及ぼしたかは解りかねますが、メーカー自体の方向性を失うと言う大変ショッキングな結果となってしまう等、彼が及ぼした業界への影響もまた、はかり知れません。
義理、責任、恩、感謝、協調性、礼儀、礼節、の一切を知らない彼ですが、私はそれでも彼がコレから成長し、今回の契約破棄を何かしらの糧にしてもらえればと思っていますし、応援もしてゆきたいと心から思っています。
何故なら、それでも彼と3年間、屋久島で頑張ってきましたから!!
ただし、今の彼に何を言っても、まず、彼の心に響く事はないでしょう…
なのでしばらくはそっとも守ってやります、皆さんも見守ってやってください。
でも、協力はしないでやってください、それが後の彼の為になります。
FBへの良いねの書き込みも、知り合いだからという事ならやめてください。
彼のシーカヤックの師匠にあたるノブヤック屋久島のノブさんと言う人がいますが、そのノブさんに対しても、上下の関係が解消した時点でFBにも一切の良いねをしなくなったり、少し前から、私の周りの仲間にも良く言われるようになってしまったのですが、「しげさんの書き込みに尚平君一切良いねしなくなったね…」と。
現在の彼は、自分への奉仕関係が途切れた途端、自分に利益の上がらないであろう事柄から一切の関心がなくなってしまう様なのです。
そして彼は、周囲の人の好意を推進力に変える力も、まだ持っていない様です。
これはいつか誰かが気づかせてあげないと、何時まで経ってもそういう正への変換が出来ないまま年付きだけが過ぎてしまう事になってしまいます。
OCEAN ADVENTURE Japanで知り合った皆さん、風来望で知り合った皆さん、そしてその関係者の皆さんは、少しの間だけ彼との距離を取ってあげてください。
コレが今の私にできる一番の贈り物であり、彼が人として成長できるかどうかの分岐点にもなると思うからです。