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Channel: カヤックひっくり返ってんで~!!
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カヤック瀬渡し、ヒラスズキ編

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最近は釣り番組だけでなく、すくすく子育ても予約録画して見ている・・・

ボクです!!

イヤイヤ、まおみちゃんと同じ悩みを抱えていると思うと、そこはかとなく、育児も楽しくなったりならなかったり・・・



とか、どうでもいい話は置いといて・・・



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今回はカヤックで無人島に渡り、好き勝手にヒラスズキ釣りをすると言うカヤック瀬渡しでの釣りを紹介します。



このカヤックでの瀬渡しに必要なものとして、
1、十分な体力
2、卓越したスキル
3、しっかりした下調べ



1、十分な体力
例えば強い向かい風で通常の推進力の半分が奪われてしまうような場合、仮に自分が3ノットの出力だったら、半分の1.5ノットしか出ない事になり、何時もなら30分で行ける距離が1時間掛かる事になるだけでなく、休憩しようものなら休憩分がマイナスになったり、、休憩しなくても波による推進力の低下で、1時間が1時間20分・・・1時間30分とどんどん余計な時間と体力が失われていきますから、到着するまではどんな向かい風でもどんな高波でも、絶対に折れない胆力が必要です。
そしてこう言ったパドリングが自分の全体力の10%以下程度で出来る様になる事が最低条件かな。

2、卓越したスキル
強い向かい風と高波に対応するために用いるテクニックは、ハイアングルホアードストローク90%、ローブレイス10%程度。
強い横風と横波に対応するために用いるテクニックは、ハイアングルホアードストローク40%、スイープストローク40%、ローブレイス20%程度。
強い追い風と追い波に対応するために用いるテクニックは、ハイアングルホアードストローク70%、スターンラダー20%、ローブレイス10%程度。
※当然ですけど、セルフレスキューは完璧にできる。(完璧の条件は、止水時であれば10秒以内。波を喰らいつつでも15秒内に再上程出来る程度)
となりますけど、これらの環境が複合して起こるのが自然なので、当たり前ですけど、これ全部が完璧に出来て初めて海に出られると言う事は言うに及びません。

3、しっかりした下調べ
事前に行きたい島のランディングポイントや、島へ向かうまでの風向のチェック、満干時に置けるカヤックの置き場所チェック、島へたどり着けない場合のエスケープポイントのチェック。
その他にも、島までのルート上に波で顔を出す瀬がどこに幾つ存在するかだったり、何潮の時はどっち方向にどの程度流されるかだったり・・・とにかく普段とは異なる環境で船を出すので、考えられる全ての危険に対して事前にチェックして置くことが大切です。
何時も通りの感覚で船を出したら間違いなく事故が起きます。

これらが完璧に出来る自身がある人は、全て自己責任で行ってみるのも良いかも知れません・・・何事もトライ&エラーの積み重ねで進歩するもんですからね。

ただ、自分の知ってるカヤックアングラーで、ヒラスズキのカヤック瀬渡しができる人って、今ん所、2人しか知りませんけど・・・
自分から見ても、相当腕の立つ2人だけ・・・


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この日は予報が度外れ・・・朝から雪が降る極寒のスタートに、今日一日がタフでヘビーになる事を覚悟しての船出となります。

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竿を含める全ての荷物は全てカヤックの中に入れていきます。
コレは言うまでものなく沈する事が前提だからと言う事と、デッキにものを載せていると波でさらわれたり、さらわれなくてもビシャビシャになるんで、それこそ、使うタックルボックスもプライヤーも全部なんもかんも中に入れていきます。
クーラーとかは、コッキング現象(風でカヤックが自然と風上を向いてしまう現象)を悪化させる一番の要因になるし、ランディング時にはメチャメチャ邪魔やし、一旦沈したら、高波でほぼ回収は不可能になるんで、この釣りでは一番持ってはイケないモノの一つです。

デッキ上にあるものは、自分の体、パドル、フラッグの3つだけ。
・・・ランディングネットあるやん

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1時間程かけてポイントに到着。

ここでも大切な仕事があります。
カヤックを紐でしっかりと固定するか、たくさんの石をカヤックに積み込んで重石をするか、完全に無風となる、且つ、岸からガッツリ離れたポイントにカヤックを置いておきます。

そういえば一昔前、I 田 T 三 という男がカヤックを流されてたっけ・・・

あいつ今頃なんしてんのかな・・・


あ、要らん事を思い出してしまいました
とまぁ、何はともあれ、ここまで来れたら後はヒラスズキ釣りを楽しむだけ


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離島の良いところは、やっぱし人的プレッシャーが少ない事。
なので自分的な考えとしては、普段あまり使用しないルアーとかを試してみる実験の釣行でもあります。

今回はハルシオンのペニーサックを持ってきましたけど、こう言ったルアーに対しても、バッコンバッコン出てくれるんは、やっぱし頑張って離島に来て良かったなって感じるところですね。
※ペニーサックは地磯でもくるルアーだよ

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まず目を過ぎても、積極的にトップも試せちゃいます

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これも・・・

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ルアーボックスの肥やしになっていた一つ・・・

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大事な所で目を・・・

こんな極寒の日には良くある事ですけど、この日もやっぱしルアーの掛かりどころが悪く、アタックしてくる魚の数に対して、フッキングする魚が非常に少なかったって感じの印象でした。

バイトの数までは数えてませんけど、釣り上げた魚が8本に対し、バイトはその2倍以上はあったんちゃうかな?

魚は気温が下がり切る前の午前中の方が良い型が多くて、写真は午後からでいいか・・・と言う油断から、撮した魚は小型が多くなってしまったんは反省。
それでも、コレは!!って言えるほどの大物は一日通して釣れなかったんで、何れにしても今回は小物の数釣りと言う釣行に相成りました。

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昔、仲間内で、ヒラスズキのカヤック瀬渡しや、カヤックヒラスズキ釣りなんかは、危険なんでブログで書かん方が良いとか、動画のupとかはやめといたほうが良いと言う話になりました。

でも実際、全国で考えると、こんな事してる人は少数ながら存在してるし、逆にこう言った事がしたいがために、カヤックの練習をしっかりする人が増えたら、普段の釣りはより安全になります。

それならこう言った釣りのキチンとしたやり方を書いといたほうが良いんじゃないかなと思いまして、今回、カヤック瀬渡し、ヒラスズキ編を書く事にしました。

とは言え、カヤック瀬渡しをするんであれば、先ずは凪いだ日に、イカとか青物とか狙いで行くことを強くお勧めしますけどね(´∀`)

それと一番重要なのは、瀬渡船とトラブらないこと!!

人気の高い磯は、瀬渡船が交代で釣り客を乗せたりする登板瀬になっていることが多く、そんな所にカヤックで乗って釣りしてたら、それこそ大喧嘩間違いなしです。
魚釣りを少しでもカジってる人間なら、そんな事百も承知だろうし、こんなKY行動をする人いないと思いますけど、たま~~に世間にはお調子者が混じってますんで念のためにね

そもそも瀬に乗ることはカヤックでは大変難しいし危険なので、行くのは大きな無人島とかがいいと思います。
ランディングポイントも良い所を探せるし、釣りする所が多いんで長い時間楽しめて休憩場所も多くある。
・・・と言うかそもそも小さい瀬にわざわざ乗るなら、カヤックから釣りしたほうが遥かに釣果上がります

要は魚つりって楽しみに行ってるんやから、そんなところで口論するとか気分悪いし勿体ないし・・・心の中で『 俺が本気出したら、そんなとこ何時でも行けるんだぜ~~~ 』って、ちょっと上から目線で考えてたほうが楽しくないですか!?

何れにしても、行進や自分の子や孫にも楽しい釣りを残すためにも、セーフティーでファンな釣りをしてゆくのが先駆者たる我々の使命だと心得ます




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