シーカヤック愛好家の中では知らない人はいない、熊本県が誇るカヤックメーカー、ウォーターフィールド。
2015年頃に放送したアウディーCMで、ウォーターフィールド製カヤックをカートップさせていた事で、その存在感を更に磐石なものにしました。
そのウォーターフィールドのSubcontractとして、シーカヤックと真摯に向き合ってきた人こそ、WFK宮崎のビルダー、松本正樹氏。
松本氏の生み出すカヤックは、シーカヤックに留まらず、サーフカヤック、ウェーブスキーに至るまで多種多様。
そしてその全てに一切の手を抜かず、愚直なまでの丁寧さで、作り出すカヤックに命を吹き込んでいます。
この熟練のビルダーが世に生み出したフィッシングカヤックこそが “ 平戸シェイカー ”
無駄なものは一切排除し、ただ純粋に乗り手の安全と無駄な体力消費を抑えるための漕ぎ味を追求するため、平戸カヤックス校長の末永氏と共に2人3脚で造り込まれた、平戸最強の一艇。
平戸の激流でヒラマサや巨大根魚と対峙しても、たじろぐ事なく戦える抜群の走破性能と安定感が、この平戸シェイカーの最大の武器。
この相反する性能を見事に両立させる事に成功したのは、何を置いても圧倒的に経験豊富な松本氏だからこそ出来た英知の賜物であり、他では決して真似することのできない奇跡のカヤック。
カヤックに乗り慣れた人間が登場すると、あまりの乗りやすさに拍子抜けし、一見物足りなさを感じてしまうと言う、悪い面というには贅沢すぎる欠点もあるが、それはそのまま、松本氏の頑ななまでの安全に対する思いの結晶であり、その思いが万が一の時、乗り手を守るイージスの盾となる事は間違いない。